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ハリアーで車中泊は可能?する場合の必須グッズ等もご紹介!

手軽に旅行気分を味わえると近年人気を集める車中泊。

自分の車や、購入を検討している車で車中泊ができるかが気になる方も多いのではないでしょうか。

今回は、トヨタから販売されている人気のSUVハリアーにスポットライトを当て、車中泊の方法や、活躍する装備品をご紹介します。

さらに、車中泊を実施する前に用意しておきたいグッズや注意点もご紹介。快適で安全な車中泊を楽しみたい方はぜひ参考にしてください。

目次

ハリアーで快適な車中泊を実施する方法

画像引用元:トヨタ公式ホームページ

ハリアーでは、ラゲッジスペースをアレンジすることで、大人が横になって休めるスペースを確保することができます。

ただし、完全なフラットになるわけではありませんので、快適な空間を確保するためには工夫が必要です。

まずは、ハリアーで車中泊を実施する場合の方法を確認しましょう。

①荷物が多い場合は置く場所を確保しておく

荷室ルームが広いことも魅力のひとつであるハリアーですが、車中泊を実施する場合は、荷室に休む空間を確保するため、荷物を乗せる場所は少なくなります。

そのため、ゴルフバックやアウトドアグッズなど、積みっぱなしの荷物がある場合は車中泊の実施前に片付けておきましょう。

また、外で一晩を過ごす場合には荷物も多くなると思います。ゆったりと体を休めるスペースを確保するためにも、コインロッカーなど荷物を安全に収納できる場所をあらかじめ調べておくと安心でしょう。

②6:4分割可倒式リヤシートでフラット空間を確保

画像引用元:トヨタ公式ホームページ

ハリアーは、全てのグレードに左右シートを独立して倒すことができる「6:4分割可倒式リヤシート」を標準搭載しています。

車中泊を実施する場合は、この装備を利用し、後席シートを前方に倒すことで休める空間を確保しましょう。

リアシートを倒した場合、どれくらいのスペースが確保できるのでしょうか。ラゲージルームを最大まで拡大した際のスペースは以下の通りとなります。

【リアシート全倒し時の荷室スペース】

長さ 最大1,805mm
最大1,265mm
高さ 最大750mm

ハリアーは、リアシートをアレンジすることで1,805mm×1,265mmのスペースを確保できるため、一人で車中泊を行う場合は、充分なスペースを確保することが可能です。多少窮屈にはなりますが、大人2人程度までなら同時に車中泊を楽しむこともできるでしょう。

③フロントシートとの隙間を埋める

リアシートのアレンジで横になれるスペースが確保できる車中泊ですが、リアシートを倒しただけでは、フロントシートとの間に隙間が空いてしまいます。

小柄な方であれば問題ありませんが、身長が170cm~180cmある場合は、段差を避けようとするとかなり窮屈な姿勢になることも。

快適な車中泊を行うためにも、シート間の隙間を埋めるグッズを用意しておきましょう。

可能であれば、マットを敷くのが望ましいですが、用意ができない場合は、クッション等をはさむだけでも快適に車中泊を楽しむことができます。

④防犯対策を行う

体を伸ばして休めるスペースを確保したら、必ず防犯対策を行いましょう。

車中泊では、車内の様子が外から丸見えに。
財布やパソコンなど、貴重品が見える状態になっていると、車上荒らしや犯罪に巻き込まれる危険があります。

就寝前に車内からカギをかけることはもちろん、車の窓は全て覆い、目隠しができるようにしておくことが大切です。

車用のカーテンや車種専用シェードなどを事前に用意できることが望ましいですが、外から中の様子が見えなければ布などでも構いません。

防犯対策をしっかり行うことで、安心・安全な車中泊を楽しみましょう。

車中泊で活躍するハリアーの装備品

画像引用元:トヨタ公式ホームページ

ハリアーには、車中泊でも活躍する便利な装備品が豊富に搭載されています。

グレードにより搭載装備は異なりますので、車中泊を実施する前に装備内容を確認しておくと安心でしょう。

豊富な収納

ハリアーは、全グレードに以下の収納装備が搭載されています。

ハリアーの収納装備
  • グローブボックス
  • コンソールカップホルダー(2個)
  • オープントレイ
  • ドアポケット(フロント・リヤ)
  • センターコンソールボックス
  • リヤセンターアームレスト(カップホルダー2個付き)

車内の各所に収納装備が用意されたハリアーであれば、普段よりも荷物が多くなりやすい車中泊も快適に楽しむことができるでしょう。

また、蓋ができるセンターコンソールボックスに貴重品を収納すれば、防犯対策にもなります。

ハンズフリーパワーバックドア

ハンズフリーバックドアは、足をバンパー下に入れるだけで、バックドアの開閉ができる装備です。

荷物で手がふさがっている状態でも、ラゲッジルームに簡単にアクセスすることができます。

また、はさみ込み防止機能や停止位置メモリー機能も搭載しており、小さなお子様がいる場合にも安心です。就寝時以外は、停止位置メモリー機能を利用し、車内の空気を入れ替えることもできます。

ハンズフリーバックドアは、最上級グレードの「Z」「Z”Leather Package”」に標準搭載される装備品です。

ハンズフリー機能は付きませんが、中間グレードの「G」「G”Leather Package”」にも、はさみ込み防止機能・停止位置メモリー機能を搭載したパワーバックドアが搭載されます。

ハリアーに搭載された機能を活用することで、より快適な車中泊を楽しんでみてはいかがでしょうか。

ナノイーX

ナノイーXは、車内にナノサイズの微粒子イオンを発生させることで、ウイルスや菌を抑制する装備品です。

具体的には、以下の効果があるとされています。

ナノイーXの効果
  • 空気中に浮遊するウイルスや菌の活動を抑制
  • フロアマット等に発生しやすいカビ菌の抑制
  • スギをはじめとする13種類の花粉を無力化
  • 犬や猫などのアレル物質の抑制
  • PM2.5に含まれる有害物質の分解
  • 汗やタバコ、食品臭の脱臭
    参考:トヨタ公式サイト

ナノイーXは、ハリアーの「Z」「G」(Leather Package含む)に標準搭載される装備品です。

この装備があれば、清潔な空気の車内で快適な車中泊を楽しむことができるでしょう。

車中泊で役立つオプション装備

画像引用元:トヨタ公式ホームページ

ハリアーには、標準装備品以外にも車中泊を快適に楽しめるオプションが豊富に用意されています。

一部装備品は、車両と同時に注文する必要があるメーカーオプションとなりますので、これからハリアーの購入を検討している方は、ぜひオプションにも注目してみてください。

もちろん、納車後に購入が可能なディーラーオプションも多く用意されています。すでにハリアーをお持ちの方も、車中泊実施前に追加で必要な装備をそろえてみてはいかがでしょうか。

調光パノラマルーフ

画像引用元:トヨタ公式ホームページ

パノラマルーフとは、車の天井に取り付けられるガラス張りの窓です。

ハリアーに用意された調光パノラマルーフは、電動でシェードの開け閉めができることはもちろん、調光機能が搭載されたシェードで透過を瞬時に調整することができます。

日中には外の光を取り込み、夜間には夜空を楽しむなど、車中泊を行う際にも、活躍する装備品です。

ハリアーでは、最上級グレードの「Z」「Z”Leather Package”」のメーカーオプションとして設定されており、価格は+198,000円となります。

この装備品は、車両と同時に注文が必要なメーカーオプションとなりますので、調光パノラマルーフで車中泊を楽しみたい方は、車選びと同時にご検討ください。

アクセサリーコンセント

アクセサリーコンセントは、車内でも小型家電を使用できる便利なオプションです。

ハリアーのハイブリッドモデルには、AC100V・1500Wのアクセサリーコンセントコンセントを追加することができますので、日頃自宅で使用しているような家電を車中泊でも使用することができます。

さらに、ハイブリッドモデル用のアクセサリーコンセントには、非常給電システムを搭載。レジャーとして車中泊を楽しむことはもちろん、電気が使えない非常時には、車から自宅に電気を供給することも可能です。

一方、ガソリンモデルに追加できるアクセサリーコンセントは、AC100V・100Wまで。ハイブリッドモデルと比較すると、使える家電は限られてしまいますが、最近では少ない電力で使用できる小型家電が多く登場しています。車中泊向けの家電とアクセサリーコンセントを活用すれば、ガソリンモデルでも車内の充実度が向上するでしょう。

アクセサリーコンセントの価格は、ハイブリッドモデルで+44,000円、ガソリンモデルで8,800円となり、調光パノラマルーフと同じく、車両と同時に注文が必要です。

車種専用設計サンシェード

画像引用元:トヨタ公式ホームページ

トヨタのカスタムパーツブランドである「GR」からは、ハリアー専用に設計されたサンシェードが販売されています。

フロントガラスにピッタリ合うサイズ感はもちろん、使わない時には丸めてコンパクトに収納することができますので、荷物が多くなりやすい車中泊でも邪魔になる心配がありません。

安全な車中泊を行うには、外からの視線を遮る対策が必要です。サンシェードは、カー用品店などでも販売されていますが、専用設計のGRサンシェードなら、サイズを気にせず手軽に使用することができるでしょう。

IRカットフィルム

IRカットフィルムは、日焼けの原因となる紫外線や、赤外線によるジリジリとした暑さを軽減する装備品です。

リヤドアガラスとバックドアガラスに設置され、カラーはスモークとダークスモークの2色。フィルム装着後のカット率は以下の通りとなります。

カット率 スモーク ダークスモーク
紫外線カット率 約99% 約99%
赤外線カット率 約54% 約60%

赤外線や紫外線をカットすることで、車内の温度上昇を抑え、エアコンの効きを良くしてくれるのも嬉しいポイントです。

ハリアーは、「G」にUVカット機能付き、「Z」「G」(Leather Package含む)にスーパーUVカット・IRカット機能を搭載したフロントガラス、リヤドアとバックドアガラスには、全グレードにUVカット機能付きプライバシーガラスが標準搭載されます。

そのため、そのままでも充分快適な車内を過ごすことはできますが、「日焼けが気になる」「暑さを和らげたい」という方は、IRカットフィルムもぜひご検討ください。

価格は+27,500円となります。

後席タブレットホルダー

後席で過ごす時間が長くなる車中泊で活躍するのが「後席タブレットホルダー」です。

後席タブレットホルダーは、フロントシート背面に取り付ける装備品で、さまざまなサイズのタブレットの取り付けに対応。上下の角度を無段階で調節することができますので、座った状態でも、横になった状態でも、車内で映像や音楽を楽しむことができます。

また、パーツは車内のデザインに合うシンプルなブラックを採用。高級感があるハリアーのデザインの邪魔になる心配もありません。

価格は+24,500円となります。

電源BOX

スマホやタブレット、携帯ゲーム機など、何かと電源が必要になりがちな車中泊。そんな時に役立つのが「電源BOX」です。

このオプションでは、車内のアクセサリーソケットから電源を引き、2.4A出力のUSBポート2個と電源ソケット1個を増設。

設置個所はフロントコンソール内となり、すっきりと収まる専用設計が採用されているため、車内デザインに影響しないのも嬉しいポイントです。

「標準搭載の電源だけでは足りない!」という方はぜひご検討ください。

価格は+4,980円となります。

実施前に用意しておきたい車中泊グッズ

画像引用元:トヨタ公式ホームページ

快適で安全な車中泊を楽しむためには、事前の準備が欠かせません。

ここからは、車中泊を行う前に準備してほしいグッズをご紹介します。

カーテン・シェード

車中泊の必需品とも言えるのが、カーテンやシェードです。

車の窓に設置することで、防犯対策やプライバシーの保護ができることはもちろん、駐車場にある照明の光を遮る効果もあります。

また、最近では外気を遮断する機能を搭載したものも用意されていますので、冷気の侵入を防ぎ、快適な車内温度を保つことにも効果があります。

マット

ハリアーは、リアシートをフラットにしても、多少の段差が生じてしまいます。

短い時間、仮眠を取る程度であれば問題はありませんが、車内で一晩を過ごすとなると、小さな段差が腰の痛みや体のこりに影響してしまう可能性も。

車中泊でも体をしっかりと休めるためには、段差を解消するマットが必要です。

マットというと、サイズが大きくかさばるイメージがある方も多いかもしれませんが、折りたたみ式や小さく丸めて収納できる物を選べば、楽に持ち運びができるでしょう。

また、空気の力を利用し、使用するときだけ膨らませるような便利なマットもあります。使用スタイルに合ったマットを用意することで、快適な車中泊を楽しんでみてはいかがでしょうか。

ポータブル電源

何かと電源が必要になる車中泊。エンジンをかけている時は、車内の電源を使用することができますが、就寝時などエンジンを切っている状態の時や、使用電力が多い家電を扱う時にはポータブル電源が必要です。

電源を確保しておけば、電気毛布や小型ヒーターなど気温対策も手軽にできますので、車中泊の機会が多い方は、ポータブル電源を用意しておくと便利でしょう。

暑さ・寒さ対策グッズ

住宅ほど密閉度の高くない車内は、窓をしっかり閉めていても外気が侵入してしまいます。そのため、季節に合わせた対策が欠かせません。

車内温度が高くなりやすい夏に車中泊をする場合には、小型扇風機や冷感マットなど体温を下げるグッズを用意しておきましょう。また、熱中症の危険もありますので、水分は多めに用意し、可能であれば小型冷蔵庫を準備しておくと快適に車内を過ごすことができるでしょう。

寒い季節には、毛布やカイロ、寝袋など体を温めるグッズが必要です。電源が確保できるのであれば、電気毛布や小型ヒーターなどを用意しましょう。

せっかくの車中泊で体調を崩さないためにも、暑さ・寒さ対策は必ず行うようにしてください。

耳栓

車中泊では、想像以上に周囲の車両のエンジン音や、人のしゃべり声などが気になります。

良質な睡眠を取るためにも、耳栓があると安心でしょう。

耳栓は100円均一などで手軽に購入することができますので、車中泊を実施する前に準備しておくことをおすすめします。

除菌・抗菌グッズ

車中泊では、車内で飲食をする機会も多いでしょう。

そんなときに役立つのが「除菌・抗菌グッズ」です。近くに手を洗うスペースがなくても、清潔な状態で飲食を楽しむことができます。

また、車内で過ごす時間が増える車中泊では、普段以上に車内が汚れやすくなります。外から持ち込んでしまった泥汚れや食べこぼし・飲みこぼしをすぐにキレイにすることができますので、車中泊をする際には、除菌シートや消毒液を持参すると安心です。

ランタン

夜間、エンジンを切ると車内はかなり暗くなります。

すぐに就寝するのであれば問題はありませんが、自分だけの空間でゆったりと時間を過ごしたいという方は照明を用意しましょう。

照明グッズでおすすめなのが、火や電源の必要がない、充電式または電池式のLEDランタンです。

また、車内の照明が必要ない場合にも、非常時に明かりを確保できるよう、懐中電灯などを用意しておくと安心でしょう。

クッション

車中泊を実施する際、あると便利なのがクッションです。

枕代わりにしたり、シートの段差や隙間を埋めたりと、工夫次第で快適な車内空間を確保することができます。

最近は、小さめのものであれば100円程度で販売されていますので、念のためにいくつか用意しておくことをおすすめします。

車中泊実施時の注意点

画像引用元:トヨタ公式ホームページ

車中泊を行う際には、防犯や気温対策など、自らの身を守る対策も必要ですが、周囲への配慮なども欠かせません。

ここからは、初めて車中泊をする方に知ってほしい車中泊の注意点をご紹介します。

基本的なマナーやルールを知ることで、楽しい車中泊を実施しましょう。

エンジンはつけっぱなしにしない

エンジンをつけっぱなしにして、エアコンで車内温度の調整をする方もいるかもしれませんが、基本的に車中泊の際には、エンジンを切るようにしましょう。

エンジンをつけっぱなしにすると、ガス欠の可能性があることはもちろん、音が周囲の迷惑になる可能性があります。

また、雪が降っている場所で車中泊をする場合には、積もった雪がマフラーを塞いでしまうことで一酸化中毒を起こす危険性も。

車中泊を実施する場合は、エンジンをかけなくても快適な体温を保てるように事前の準備を行ってください。

エコノミー症候群に注意する

エコノミー症候群とは、長時間同じ姿勢でいることで足や下半身などに血栓ができ、胸の痛みや呼吸困難などを引き起こす病気です。

飛行機などで起こりやすいとされている病気ですが、同じ姿勢でいる時間が長い車中泊でも起こる危険性があります。

エコノミー症候群を防ぐためにも、車中泊を実施する際には体を動かせるスペースを確保するようにしてください。また、座った状態で長時間眠るのも危険です。足はできるだけ心臓に近い高さにし、血液の流れを良くするようにしましょう。

まとめ

画像引用元:トヨタ公式ホームページ

近年、人気の高まる車中泊。トヨタから販売されるハリアーでは、車中泊に役立つ装備や機能が搭載されており、大人2人程度までであれば車中泊を楽しむことが可能です。

ただし、快適で安全な車中泊を楽しむためには、防犯対策や体調管理、周囲への配慮が欠かせません。

事前準備をしっかりとすることで、楽しい車中泊を実施してください。

【ディスクリプション】
高級SUVとして人気を集めるハリアーでは、使い方次第で車中泊を楽しむことが可能です。本記事では、ハリアーに用意された車中泊で活躍する装備品や、事前に用意しておきたいグッズ、実施時の注意点をご紹介します。快適で安全な車中泊を行うために、ぜひ参考にしてください。

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